自分に合った職場を見つける方法

まずは表面上の条件だけで決めないようにしてください。給与や休日数、福利厚生などは大切ですが、それだけに目を向けてしまうと後悔することになりますよ。例えば「スキルアップを目指していたのに研修制度が不十分」「残業が多くてプライベートの時間が確保できない」などの問題が出てくるかもしれません。求人情報に掲載されている情報だけでなく、教育体制や残業時間、離職率なども調べておきましょう。

職場見学をしよう

求人情報にはより多くの人材を集めるために職場のいいところを載せています。それは当然のことなのですが、職場の人間関係や雰囲気も働きやすさを左右する重要なポイントですよね？そのため、応募先を決める際は事前に職場見学をしておきましょう。担当者の態度や質問に対する回答、働いている職員の様子、患者の表情などを確認して少しでも違和感を覚えるようなら今一度検討し直してください。

口コミサイトもチェック

インターネット上にある口コミサイトも重要な情報源です。実際に働いている人のリアルな声や、受診した患者の声も参考になります。評価や印象が悪いところは働きにくい職場である可能性が高いです。もちろん掲載しているすべての情報を信用してはいけませんが、ある程度の参考にはなるはずですよ。

譲れない条件を決める

職場を探す際に明確にしておくべきなのが、「自分にとって譲れない条件」です。これだけは絶対に譲れないという条件があれば候補先を絞り込みやすくなりますよ。「プライベートの時間は絶対に確保したい」「子どもがいるので託児所のある職場がいい」など、自分なりのこだわりを持ちましょう。ただし、条件が多すぎてもいけません。まずは2～3個の絶対条件を決めて、いくつかの妥協点も用意しておくようにしてください。

スケジュールは余裕を持って

職場探しは余裕のあるスケジュールで進めることをおすすめします。看護師は毎日忙しいので、勤務終了後や休日などの時間を使って転職活動を進めることになります。転職希望日から逆算して考え、「○○日までに○○をする」と計画を立てるようにしましょうね。退職届を提出してから退職するまでの期間は通常業務だけでなく業務の引継ぎや事務手続きなどを行う必要があります。直前になってバタバタしないよう、早め早めの準備が大切ですよ。

転職エージェントを活用

自力で条件に合う求人を探すのは手間がかかります。そのため、最近は転職エージェントを使って転職活動をする看護師が増えています。求人数も豊富ですし、専任の担当者が様々なサポートを無料で提供してくれますよ。まだ登録してない人はこれをきっかけに登録してみてはいかがでしょうか。