活躍の場を海外に求めるなら「青年海外協力隊」

看護師としての理想を叶えるために!

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海外で働くなら「青年海外協力隊」

海外で働くなら「青年海外協力隊」

「看護師としてグローバルに活躍したい」と考えている人も少なくないでしょう。そんな人におすすめなのが青年海外協力隊です。医療支援が必要な国はたくさんあるので、そういう意味では看護師の需要は高いといえるでしょう。青年海外協力隊とは開発途上国に赴き現地の人々を支援する団体です。看護師だけでなく日本語講師や技術指導者、スポーツ講師など様々な人が活躍していますよ。他の国で医療を提供したい、海外の人を助けたいという意気込みがある人はぜひ応募してみてくださいね。

看護師に求められる役割

青年海外協力隊に看護師として参加する場合、現地での仕事内容は多岐に渡ります。現地に赴いてから、その場の状況に応じて内容を決めるケースも少なくありません。そのため、あらかじめ任されている業務以外を行う可能性もある点を理解しておきましょう。看護師の主な役割は「病院スタッフへの指導」「地域住民への啓発活動」「看護学生の指導」です。
病院スタッフへの指導とは、現地の病院などに赴きスタッフに対して医療技術や患者へのケアの方法を教えることです。指導内容は現地の状況によって異なります。また、実際に医師のサポートをしながら指導することもあります。院内感染や医療事故防止についての指導を行う機会もあり、これまでの実務経験を大いに活かせる仕事といえますね。
地域住民への啓発活動とは、病院や診療所以外の場所で地域住民に健康指導を行うことです。保健センターや村落を周って感染症予防の方法などを指導し、病気の発生を防ぎます。より多くの人に病気に関する正しい知識を身につけてもらう必要があるため、語学力が求められるケースが多いようですね。
看護学生への指導とは、現地の看護師養成学校に赴いて指導・サポートすることです。指導内容は実習がメインですが、質疑応答やその他の看護技術を指導する機会も多いようですね。そのため、後輩指導の経験がある看護師に向いています。

必要なスキルは多岐に渡る

青年海外協力隊に応募する際は、一定の要件を満たしている必要があります。まずは看護師免許を持っていること。それに加えて、実務経験3年以上(ケースに応じて5年以上)が求められます。要請内容によっては「特定の疾患や部署での実務経験」「糖尿病療養指導士資格」「英語などの語学力」なども必要です。保健師や助産師の資格・実務経験が活きるケースもありますよ。派遣先やそれに伴う支援活動の内容によって求められるスキルは変わってきますので、実際に求人を探す際は細かい部分までチェックしましょうね。

新しい環境を求めている人へ